【現役医学生が解説】医学部1年生の勉強は大変?それとも楽?

医学生の日常を紹介
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こんにちは!現役医学部生のShoGoです!
地方の国公立医学部に入学して早くも1年が経ちそうです。
“医学部”って聞くとすごくハードそうなイメージありませんか? 今日は実際どんな勉強をしているのか、医学部1年生のリアルをお話ししたいと思います!

これから医学部へ進学をする方や、医学部への進学を考えている方の参考になる記事ですので、ぜひご覧ください!

医学部1年生のカリキュラムは?

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私の大学では、1年生の前期・後期ともに、授業科目は一般教養が中心です。数学や物理、生物、化学、統計、英語、情報などなど、、、
(私は文系科目の授業があまり好きではないので、嬉しいです笑)
教養科目だけではありません。
医学の基礎概念にやさしく触れられる授業や、大学で行われている研究や医療活動を学ぶ授業もあります。

医学部らしかった授業と言えば、臨床体験実習です。
3日間病院に赴いて実習があります。私は外科を回ったので、主に手術の見学でした。初めての手術見学だったので緊張もしましたが、同時に大きな感動もありました。医学生としての責任感をより強く感じるようになりました。ずっと立ちっぱなしの見学はややハードでしたが、これから慣れていきたいですね(笑)
その他にも、一次救命処置(BLS)実習や福祉実習、プライマリケア実習がありました。

1年生のうちは本格的な専門科目を深掘りするというより、「医学ってどんなもの?」を広く知る機会が多かった印象です。1年のカリキュラムが終わり、少しずつ大学生活のペースにも慣れてきました。

大学によっては1年生の間から専門の基礎医学に関わる科目が始まります。

医学部1年生の1日のスケジュールと時間割

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学校のスケジュールは下の表の通りです。朝は8時50分がら始まります。
高校生の方は、いつもより登校の時間が遅くてラッキーって思いますよね(笑)
大学生になると朝に弱くなっちゃうこともあるので、登校に苦戦する人も多いです🤣

私の大学では車通学がほとんどなので、駐車場の争奪戦が始まります。近くの駐車場から埋まっていくので、時間がギリギリになるほど遠いところしか空いてないんですよね。それがきつい!

時間帯授業・活動内容メモ
8:50〜10:201限大学生は朝怠けがちなので1限がある日は大変です💦
10:30〜12:002限
12:00〜13:10昼休み学食が混雑!
みんな急いで並びに行ってます!
13:10〜14:403限
14:50〜16:204限
16:30〜18:005限1年度は基本的にありませんでした。
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授業は時間割通りにスタートしますが、授業が1時間で終わるなど、早く終わることが多かったです。高校生の方は考えられないかと思います😆

5限の授業は前期の実習を除いてありませんでしたから、遅くても4限が1日最後の授業でした。授業が終わると、主に部活動やサークルの時間になります!

次に私の大学の前期の時間割です。

時限月曜日
1限英会話医学の簡単な授業選択科目英語
2数学化学情報
3生物課題探究実習
4物理第2言語
5
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実習は毎週ではありませんでした。次は後期の時間割です!

時限月曜日
1限英会話選択科目
2数学英語医学の簡単な授業
3生物医学の簡単な授業医学の簡単な授業統計
4物理第2言語
5
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前期・後期両方とも、選択科目も全て非同期のオンライン授業にすることもできましたし、第2言語をとらないという選択肢も取れました。選択科目を対面の授業にすると、医学部とは別の少し遠いキャンパスに行く必要があり、後期は誰も言っていませんでした。前期は別のキャンパスに行ってみたいという人も多かったのですけど…
1限の授業が少なかったので、助かりました(笑)

1年生の授業はとにかく少なかったです😁

2年生から始まる本格的な専門分野

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2年生になると、解剖学や生理学、ゲノムといった基礎医学が本格的にスタートします。先輩方からは「2年生以降はとにかく勉強量が増えて大変!」という声をよく聞きます。人体の構造や機能を深く理解できるワクワク感もありますが、膨大な暗記事項、専門用語の多さ、レポートや実験の増加など、不安要素もあります。🤔

いよいよ“医師を目指す道”を実感するステップに突入することもあって、やりがいとプレッシャーが両方ある段階になるのだろうと感じています。

医学部1年生の勉強は大変? それとも楽?

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結論から言うと、私は「楽」だと思っています。
1年生の段階では専門科目がそれほど多くなく、部活やサークル、アルバイトと両立できる余地があるからです。ただし、テストやレポートはしっかり取り組まないと痛い目にあいます

  • テスト:きちんと復習して臨まないと、高得点は難しい。
  • レポート提出:自分の考えをまとめる作業や締め切り管理が必要で、やや大変。

やるべきことをコツコツこなしていけば、そこまで追い詰められる感じはありません。しかし、油断して後回しにしてしまうと一気に苦しくなるので、計画性は大事です!

1年生ならではの楽しみや苦労

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1年生ならではの楽しみや苦労もありました。

楽しみ
  • 大学生活に慣れてくるので、友人関係やサークル活動、部活動が充実してくる
  • 一人暮らしを始めた人は、自炊など新しい生活スキルを身につけられる。
  • 医学の基礎を学ぶことで「自分は将来どういう医師になりたいかな?」と考え始めるのが楽しい。
苦労
  • テスト前やレポート提出前は「余裕そうで意外と忙しい!」と実感する瞬間もある。
  • 一人暮らしの家事・自炊は意外と手間と時間がかかる。
  • 「専門科目」というほど専門的でもないが、高校とも違うスタイルの授業に合わせる必要がある。

まとめ

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医学部1年生は、「ものすごく大変!」というよりは「やるべきことは確実にある」という印象です。テスト勉強やレポート提出などの締め切りを守りつつ、部活やサークル、アルバイトで自分のやりたいことも楽しめるバランスのとれた1年だと思います。
ただし、大学によってカリキュラムや授業の進め方、実習のタイミングなどに差があるので、あくまでも一例として参考にしてくださいね!

2年生以降はさらに専門的な内容が増え、「忙しさが一気に増す!」と先輩方からよく聞くので、1年生のうちに勉強習慣を整えておくと後々スムーズに進むはずです。

医学部を目指している方や、1年生の勉強事情が気になっている方の参考になれば幸いです!ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!

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